最近、サポート先からの「ニュースレター」の問い合わせが増えているので、こちらに案内用記事として綴っておきますね。
これまでニュースレターに関わってきた(ずっと関わっている)経験則に基づく内容ですので、参考になりましたら幸いです。
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ニュースレターとは?
自社で発行する情報誌/手づくり新聞のようなものです。
「◯◯通信」「情報誌」「会報誌」「かわら版」など、呼び方は様々です。
ニュースレター(ニュースレター販促)は、既存顧客・見込み客との関係を深め、新たな売上を開拓する効果的なマーケティング手法です。
特に、デジタル化が進む現代においても、紙媒体のニュースレターは、その温かみと特別感から、顧客に強い印象を与えることができます。
また販促設計を考えることで、Web記事やSNSとの連動でデジタル集客・販促とも相性の良い販促ツール(コミュニケーションツール)です。
https://www.refs.jp/voicecat/newsletter
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ニュースレターの特徴と誌面の効果的な内容(必要な要素)について
ニュースレターの主な7つの特徴+必要な要素を綴っていきます。
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【1】売り込みが少ない(ほとんどない)
⇒だから結果的に売れる
商品やサービスの売り込みは、誌面上にほとんどないのがニュースレターの特徴です。ニュースレターの制作目的は「顧客(既存客・ロイヤルカスタマーイェン見込み客)との関係構築」です。
チラシやキャンペーンなセールスが必要な場合は、ニュースレターと別に準備するほうが効果が高くなります。
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【2】情報の受け手にとって利益・メリットある情報に焦点をあてたものを掲載
例えば、リフォーム・工務店のニュースレターであれば、リフォーム工事のお客様の感想です。つまり、まだリフォーム前の見込み客には「リフォーム前に準備しておくことや気をつけること」を知ることができたり、リフォーム経験者は自分の未来像です、安心して、そのリフォーム店・工務店にプラン・工事をお任せすることにつながります。
また、歯科医ニュースレターであれば、「毎日カンタン歯のお手入れ方法」や「歯ブラシの選び方」など、
美容室であれば「髪のスタイリングをカンタン&維持できる方法」など専門家だから伝えられる情報などです。
お店・会社の売り込みは控えて「役に立つ情報」に焦点をあてたものを掲載すると、お客様との関係構築・心理的な距離が近づき、また頼みやすくなる(来店・問い合わせ)などの効果につながります。
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【3】専門家のアドバイスやお役立ち情報が多く盛り込まれている
前項の内容と近いですが「プロの裏技」「スタッフ◯◯が教える◯◯講座」「トレンド・最新情報」「素朴な疑問Q&A」などタイトルをつけ、コーナー(連載・続き物)にすることで読み手(顧客)の興味が深まります。
興味が深まることで記憶に残りやすくなり、お客様自身があなたの会社・お店の宣伝部長(クチコミリーダー)になってくれることも少なくありません。
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【4】社長や店長・スタッフのパーソナルな話題が盛り込まれている
お店・会社のここだけの話、趣味(映画・音楽)の感想や熱い語り、新人スタッフ紹介、「◯◯といえば?」スタッフ全員に聞きました、編集後記など。
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【5】会社・お店の理念や歴史、商品・サービスに対してのこだわりを掲載
例えば、「◯◯物語」「◯◯の歴史(ヒストリア)」「私たちの◯◯への想い」「店長の本音」「◯◯にこだわってます」などのタイトルで興味が深まり、筆者の人柄なども伝わるコンテンツを用意する。
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【6】地域情報や身近な話題を掲載
「◯◯冒険隊」「スタッフのオススメ店」「店長のピックアップ◯◯」などのタイトルで、読者である顧客が行きたくなるような近隣のお店や地域情報を発信。
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【7】双方向コミュニケーション〜顧客参加型の内容を掲載
◯◯クイズ、投稿コーナー、アンケート発表、お客さま紹介、伝言板、イベント情報など
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このようにニュースレターには、売り込みを盛り込まないことで、役に立ち親しみが持てる情報を掲載
お客様に読んでもらえる(読んでもらいやすい)
二ュースレターを楽しみにしているお客様が増える
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ニュースレター制作・発行のモチベーションにつながる
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結果、売上やリピート・クチコミにつながる
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DMとは違い、顧客に警戒心を持たれないという利点
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読み手(お客様)の反応・リサーチをしながら、時にセールスを同封したり、ニュースレター記事との連動企画で新商品・サービスの告知をさりげなく入れるなどで、売上・リピート・クチコミにつながることが殆どです。