「モノを売らずに人を売れ!」
「モノを売らずにコトを売れ!」
そのようなビジネス書は、
たくさんありますよね。
確かにその通りです。
もうモノを一生懸命にアピールしても
なかなか売れない時代です。
そんななか
コミュニティ型のビジネスが
売上げを伸ばしている事例として
よく取り上げられます。
「コミュニティ」を調べてみると
コミュニティー〖community〗
居住地域を同じくし、利害をともにする共同社会。
町村•都市•地方など、生産•自治•風俗•習慣などで深い結びつきをもつ共同体。
地域社会。
と、ありますが、私的な解釈では
「共有型中心のビジネス」ですね。
なにを「共有」するかは、
ビジネスによって違ってきますが
わかりやすい例だと
三重県の苗木店「花ひろばオンライン」の
「レモン部」です。
ご存知の方も多いかもしれませんね。
http://remonbu05.tumblr.com/
「レモン部」というだけあって、
「部活型の商品・サービス」なんです。
この「レモン部」のネットショップに行くと
「買い物かごに入れる」ボタンが
「入部する」になっています。
入部するとレモンの苗木が届き、
レモン部のルールに添って
部員(購入者)は栽培・育成させてゆきます。
ルールのひとつに
「月1回、レモンの苗木の撮影/成長日記を顧問に送ること」
があります。
顧問とは、この苗木店の社長です。
顧問のもとに届いた「部員の成長日記」は、
お店のページにアップされ、顧問のコメントがつきます。
上手くレモンの苗木を育てられない部員も
顧問のコメント(アドバイス)で枯らすことなく
レモンの実が収穫できる…
いまも
第1期部員…第2期部員…第5期部員…と続くレモン部。
と、綴ればキリがないのですが、
もうお分かりですよね。
「販売者との密な繋がり」
「部員が一緒に頑張っている」
「部員との切磋琢磨・自己成長」
「達成までのプロセス」
「お客さんに後悔させない(最小限にする)」
「情報シェア方式」…
数えあげると、
このビジネスのポイントが
いくらでも見つかりそうですね。
クチコミとリピーターをつくる
コミュニティ集客、
発送次第でまだまだ拡がってゆきそうです。