明治から大正にかけて活躍し
「日本資本主義の父」と呼ばれた実業家、渋沢栄一。
日本で最初の銀行である第一国立銀行をはじめ、
生涯に約500の企業、600の社会事業に携わった彼の考えは、
現代になって改めて注目を浴びています。
道徳なくして経済なし
経済なくして道徳なし
『論語』の精神に基づいた経営哲学を後進に説いた渋沢栄一。
その理念が改めて注目を集めています。
堅苦しいビジネス視点の言葉ではなく
「今後の日本の社会と日本人が豊かで幸せになるために、
明治の実業家が残してくれたヒント」
として受け止められる言葉を選んでみました。
▼渋沢栄一(1840-1931)
「平成」が終わる頃(2019年4月9日)に
「令和六年度に新紙幣三種を発行!」とのニュースが報じられた。
今回の新紙幣、
一万円券(一万円札)の肖像に決まったのが
明治・大正期を代表する実業家・渋沢栄一。
“日本の資本主義の父”といわれ、
第一国立銀行(現・みずほ銀行)や東京株式取引所(現・東京証券取引所)、
帝国ホテルなど五百以上の企業や団体の設立・運営にあたった。
お札の話でいうと
渋沢栄一は、昭和38年(1963年)発行の千円券(千円札)の肖像の候補に挙がったことがあった。
しかし、伊東博文の髭(当時、偽造が困難とされた)が選ばれ、
お札の肖像画に敗れたという歴史もある。
実は厳密にいうと、
それ以前に一度、渋沢栄一は紙幣の肖像画に採用されたことがあった。
大日本帝国時代の朝鮮銀行(大韓帝国の事実上の中央銀行)から、
明治35年(1902年)に十円券(十円札)として発行されたこともある。
今回の紙幣の肖像に使われる渋沢の写真は、明治42年(七十歳頃)のもの。
伊東博文と争った時より、十歳ほど若い肖像画。
“日本の資本主義の父”は、
天保11年(1840年)2月3日武蔵国榛沢郡血洗島村(現・埼玉県深谷市)の豪農の家に長男として生まれた。
父・市郎右衛門は、篤実勤倹。特産物の藍玉の製造販売を養蚕業を経営。
米・麦・野菜の生産も手がけ、富裕であった。
近隣村落でも信望厚く、学もあり、村役人を任され、名字帯刀を許される立派な人物であった。
渋沢は、尊敬する父のもと、恵まれた環境に生まれ育ったのだが…
続きは、大河ドラマにて
本日は
渋沢栄一名言集まとめ
「論語と算盤」「渋沢栄一訓言集」より
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渋沢栄一 名言集まとめ
「論語と算盤」「渋沢栄一訓言集」より
できるだけ多くの人に、
できるだけ多くの幸福を
与えるように行動するのが、
吾人(我々)の義務である
渋沢栄一訓言集「言葉」より
熱心誠意をもって人に対すれば、
不思議なほど対手に感動を与えるものである。
渋沢栄一訓言集「言葉」より
礼儀ほど美しいのものはない。
渋沢栄一訓言集「言葉」より
小事かえって大事となり、
大事案外小事となる場合もある。
「論語と算盤」処世と信条
→「くだらない」と軽く見ていたことが
意外な大ごとを引き起こすこともあり、
「大ごと」と身構えていたことが
意外と大したことなく過ぎ去るることもある。
些細なことにも誠意を持って対応すべきである。
真似(まね)はその形を真似ずして、
その心を真似よ。
渋沢栄一訓言集「言葉」より
万事に触れ、万人に接するによって、
初めて種々の交渉も起こり
自己の発達もできる
渋沢栄一訓言集「言葉」より
→多くの事を体験し、大勢の人々と関わることで
いろいろと新しい事が始まり、
また自分の発展・成長につながる。
物事は順を追って行くが良い。
決して焦ってはならない。
渋沢栄一訓言集「言葉」より
いずれの教えにしろ、
人間の根本性について説くところは
『愛』であり、『善』である。
渋沢栄一訓言集「座右銘と家訓」より
不自由を世の常と思わば、
別に苦情も起らなければ、
下らぬ心配も起こるはずがない。
かくてその志すところの事に従うがよい。
渋沢栄一訓言集「立志と修養」より
→思い通りに物事が進まない
これが普通の状態だと
心得ていれば、
特に苦情はなくなり、
くだらない心配事
個人を利すると共に
国家社会も利する事業なるや
否やを知ること
渋沢栄一伝記資料「青淵百語」より
およそ人たるものは、この世を
黄金世界となすべき責任あるものと自覚して
国家につくすべきである
渋沢栄一訓言集「処事と接物」より
自分のつくすべき事をつくして
それから先の運命は天に委(まか)せよ
渋沢栄一訓言集「言葉」より
世の中の事はすべて
心の持ちよう一つでどうにでもなる。
渋沢栄一訓言集「言葉」より
信用は暖簾や外観の設備だけで、
納め得られるものでっはなく、
確乎たる信念から生ずるものである。
渋沢栄一訓言集「座右銘と家訓」より
一人の楽しみは、
決してその人限りに止まらず、
必ず広く他に及ぶ。
渋沢栄一訓言集「処事と接物」より
→楽しいと感じている事・気持ちは
本人だけでなく
周囲の人々まで広がってゆくものだ
幸せは人と分かち合うことで
2倍、3倍になる
視、観、察の三つを以て
人を識別せねばならぬ。
「論語講義(一)」為政第二
→人を見るには
眼で“視”て、
頭で“観得”して
心で“察”しなければならない。
無欲は怠慢の基である。
渋沢栄一訓言集「座右銘と家訓」より
趣味ある行動であったなら、
必ずその仕事に就いて精神あることであろう。
「論語と算盤」理想と迷信 より
→趣味とは、よいと思える心、物事の味わいを感じ取る力
すべて世の中の事は、三思してもなお足らず、
十思百慮を要することもあれば。
また再思の要だになく、
ただちに実行せねばならない事もある。
渋沢栄一訓言集「処事と接物」より
→ときには考え過ぎずに
行動に移すことも大切である
とかく人は
一局部に不如意があれば、
全体を善からぬものにする弊がある。
渋沢栄一訓言集「処事と接物」より
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実はこの記事
いつもお世話になっている
Y社長を想いながら綴ってみました。
また、次回ミーティングの際は
この話題から始められたら嬉しく想います。
もちろん
ここまで読んでくださった皆さまの
お役に立てば幸いです。
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経営者さん・店長さん・広報担当社さんの参考になれば幸いです。
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