●価格を上げてもお客さんが減らないお店・会社
●値上げてもお客さんがストレスなくお金を支払う商品・サービス
については、別の機会に綴るとして
2019年10月、消費税率10%に!
この時点では
「総額表示の特例」により、
税抜き価格のみの表示「※価格は税抜です」との表示でOKでした。
少しだけ補足すると、
2013年10月1日施行
「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法(消費税転嫁対策特別措置法)」第10条により、
(2013年10月1日から)2021年3月31日までの期間であれば
「税込価格と誤認されないように対応していれば、表示する価格が税抜価格であっても問題ない」
とされていました。
その特例が
2021年の3月31日で終了。
消費者に対しての価格表示であれば、総額表示が義務付けられることに。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6902.htm
対象となる価格表示は、
消費者に対して行われる価格表示であれば、
それがどのような表示媒体により行われるものであるかを問わず、
総額表示が義務付けられます。(後述)
なお、口頭による価格の提示は、これに含まれません。
4月から税込み価格表示義務化 ユニクロ、吉野家 各社対応急ぐ
税込み価格表示の義務化に向けた小売り、外食の対応
●吉野家
3月から「本体価格+税」表記から
税込み価格との併記に切り替え
●マクドナルド
すでに税込み価格表示にで変更なし
●ケンタッキーフライドチキン
すでに税込み価格表示にで変更なし
●ガスト、ジョナサン
メニュー改定を機に本体価格のみの表記から
税込み価格との併記に切り替え
●ロイヤルホスト
メニュー改定で「本体価格+税」表記から
税込み価格を併記
●スターバックスコーヒー
本体価格のみの表示から
税込み価格のみの表示に変更
●ユニクロ・GU
3月12日から現在の本体価格を
税込み価格として実質値下げ
●無印良品
すでに税込み価格表示で変更なし
●ニトリ
3月中に順次、本体価格表示から
税込み価格表示に切り替え
●ビックカメラ
令和元年10月から税込み価格表示をメインに
本体価格も併記
●イオン
すでに本体価格と税込み価格を併記。
4月1日以降っも変更なし。
●イトーヨカドー
すでに本体価格と税込み価格を併記。
4月1日以降っも変更なし。
●西友
3月中に順次、本体価格表示から
税込み価格表示に切り替え
●三越伊勢丹
店頭表示はすでに原則、税込み価格表示。
値札は一部商品で変更中
●大丸松坂屋百貨店
●高島屋
値札を税込価格と本体価格の併記に変更中。
一部は店頭表示で対応
本日は
税込表示 義務化 参考事例 チラシ メニュー ポスターなどの表記例
について
こんにちは
クチコミ・リピート集客の専門家
レフズ 太田順孝です。
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リピート・クチコミが少ないと…ウソになっちゃいますからね。
税込表示 義務化 参考事例
チラシ メニュー ポスターなどの表記例
Before(〜2021.03.31)
● 10,000円(税抜)
● 10,000円(税別)
● 10,000円(税抜価格)
● 10,000円(税別価格)
● 10,000円(本体価格)
● 10,000円+税
● 10,000円+消費税
● ※表示価格は税抜です
● ※価格はすべて税別価格です
After(2021.04.01〜)
● 11,000円
● 11,000円(税込)
● 11,000円(税込価格)
● 11,000円(税別価格)
● 11,000円(うち消費税等 1,000円)
● 11,000円(税抜価格 10,000円・消費税額等1,000円)
【 ポイント 】
支払総額である「11,000円」さえ表示されていればよく、
「消費税額等」や「税抜価格」が表示されていても構わないとのこと。
例えば、「10,000円(税込11,000円)」とされた表示も、
消費税額を含んだ価格が明瞭に表示されていれば、「総額表示」に該当します。
なお、総額表示に伴い税込価格の設定を行う場合において、
1円未満の端数が生じるときには、その端数を四捨五入、
切捨て又は切上げのいずれの方法により処理しても差し支えありません。
国税庁 No.6902「総額表示」の義務付け より
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6902.htm
【 総額表示の対象 】
●商品の値札、商品陳列棚、店内表示、商品カタログ等への価格表示
●商品のパッケージなどへ印字、あるいは貼付した価格表示
●新聞折込広告、ダイレクトメールなどにより配布するチラシにおける価格表示
●新聞、雑誌、テレビ、インターネットホームページ、電子メール等の媒体を利用した広告における価格表示
●メニュー・ポスター・看板などにおける価格表示
………………………
ただ
飲食店さんや
建設系会社さんのご要望として、
メニュー・価格表などで
「値上がりした感」を感じさせたくない
でもスペースは限られている…
このような場合は、
● 10,000円(税込11,000円)
● 11,000円(税抜10,000円)
● 11,000円(税抜価格10,000円)
で、提案中です。
もちろん
●メニュー・価格表
●カタログは
お客さんが見づらくならないように
これが最優先!
しかしながら
お客さんに「値上がり感」を感じさせないデザイン・レイアウトを
ただいま整えております。
今回の記事は
いつもお世話になっている
T社長を想いながら綴ってみました。
また、次回ミーティングの際は
この話題から、ゆるっと始められたら嬉しく想います。
もちろん
ここまで読んでくださった皆さまの
お役に立てば幸いです。
【社長の右腕プロジェクト記事まとめ】
https://www.refs.jp/another-brain-of-management/
>>https://www.refs.jp/seminar-2/2116/
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