テイクアウトメニュー
デリバリーメニューを見て
「ここを変えれば、もっと売れそうなのに…」
職業病ですが
そう想うことが多いです。
もちろん
●お店のこと
●そのお店のお客さんのこと
●その他の…
ヒアリングなしの妄想で、
経験値とテクニック的な視点での
「ここを変えれば、もっと売れそうなのに…」
ですが
テイクアウト
デリバリーだけが
コロナ禍の短時間営業での
利益アップ(高収益化)or売上補填の選択じゃないのになぁ
と感じつつ
テクアウトメニュー
デリバリーメニューを見て
いちばん多く感じることは
松
竹
梅
メニューにしていない。
松
竹
梅
といっても
和食プランではなく、
価格帯の3ランク設定の意味です。
松
竹
梅
ではなく
金
銀
銅
プラチナ
ゴールド
シルバー
でも
良いですからね。
いわゆるこの
松竹梅プラン って
ほぼ
「竹を売るためのマーケティング」
って
ご存知ですよね?
(後述しますが)
▼テイクアウト
Aセット・・・・・1,500円
Bセット・・・・・1,000円
Cセット・・・・・850円
こうすると
50%のお客さんが
Bセット・・・・・1,000円 を選ぶ
検証結果と
マーケティングセオリーがあるということ。
あなたのお店の
テイクアウト売れ筋が
仮に800円なら
●Aセット・・・・・1,500円
●Bセット・・・・・1,000円
●Cセット・・・・・800円
としてみてください。
もちろん
セットのメニューは
新規で考える必要はありません。
●量(例_A-100g:B-120g:C-200g)
●在庫あるもので+α
●____をプラスする
など
ロスがない思考で組み立てること。
魅せ方・伝え方や
お客さんの層
売る場所やタイミングによりますが
●Bセット・・・・・1,000円
が、
売れるようになれば
嬉しくありませんか?
仮に
1日800円 ✕ 20 = 16,000円
から
1日800円 ✕ 8 = 6,400円
1,000円 ✕ 10 = 10,000円
1,500円 ✕ 2 = 3,000円
合計 19,400円
になると
19,400円 − 16,000円 = 3,400円 ✕ 24日= 81,600円/月
この差額をどう捉えるかは、おまかせするとして
手間を掛けず、ロスを増やさず売上が上がるなら、
やってみる価値ありそうですよね。
1つではなく、2つだと
81,600円 ✕ 2 = 163,200円/月
163,200円/月 ✕ 3ヶ月 = 489,600円
(※注:メニューを2つに増やすという意味ではありませんので)
メニューの表現ひとつで
489,600円(仮)売上が違ってくるとしたら
どうですか?
本日は
テクアウトメニュー
デリバリーメニュー売上アップさせる
松竹梅の法則(ゴルディロックス効果)について
こんにちは
クチコミ・リピート集客の専門家
レフズ 太田順孝です。
具体的には
●リピート・クチコミが増える名刺
●クチコミが拡がるYouTube動画
●売れ続けるリピートのアイデア・企画 などで
皆さんのお役に立てるよう
日々研鑽しております。
売上の約90%が、
リピート・クチコミ+年間契約のお客さんからのご依頼です。
「リピート・クチコミが増える…」と言っている自分が、
リピート・クチコミが少ないと…ウソになっちゃいますからね。
テイクアウト集客
持ち帰りメニュー
売上アップのためのヒント
お寿司屋さんや
和食店・宿泊などでよくある
松
竹
梅
お寿司屋さんを例に挙げると
松 4,000円
竹 2,000円
梅 1,000円
あなたなら
松
竹
梅
どのメニューを選びますか?
もちろん値段だけでなく
メニューの内容を見て選ぶかと
最初は
「梅」で良いか…と思いつつ
メニューを見ると、
「竹」は
マグロの赤身→中トロに変わり
珍しい白身魚+のどぐろがついて…
「松」まで贅沢する必要はないけど
うぅぅむ
せっかくなので「竹」
特に
◎お客さんと一緒であったり
◎(遠方の)港の近くのお寿司屋であったり
その場合なら
間違いなく「竹」以上を選ぶ
松
竹
梅
いわゆる これ
「竹を売るためのマーケティング前略」です。
松
竹
梅
の品質への感覚(持つイメージ)は人それぞれですが、
ここに、また別の条件が揃うと
(1)「(一緒に行った方に「梅」を頼んだらケチだと思われるかもしれないから)「竹」で!」
(2)「せっかく漁港近くのお寿司屋さんなので、ネタは間違いなく新鮮だろう…と
(1)世間体などを気にして
(2)固定観念を働いて
必然的に「竹」を選ぶ(選びやすい)…仕組み
実は
「竹」だけ用意しても、売れづらい
という実験検証結果もあります。
並べることで、選びやすくなる
と
解釈できるでしょうね。
松
竹
梅
この「松竹梅」を並べた場合
約5割の人が
「竹」を選んだという実証実験の結果もあり
3段階の選択肢を並べると
松…20%
竹…50%
梅…30%
という割合で人は選び
2つを並べると
竹…30%
梅…70%
との
実証実験の結果です。
実証実験と
現実テイクアウトは違うのでは?
そうかもしれませんね。
ただ
やってみないと
現状は変わらない
それが現実です。
スマホのSMLプランも同じですね。
▼松竹梅の法則(ゴルディロックス効果)まとめ
この「竹」を選んでしまう心理
行動経済学・心理学では「極端の回避性」といわれるもの。
「松」はちょっと高いけど、
「竹」ならば間違いないだろう
「失敗したくない」というリスクを考え、
価格が高いモノは選ばず
最も価格が低いモノは
世間体を気にするなど選ばず、
真ん中を選ぶ。
この際の価格設定のポイントは
「松」の価格を「竹」の2倍ほどの価格にすること
「竹」の価格を「ちょっとだけ奮発して…選べる」程度に
「梅」に近づけて設定すること。
ご存知の方も多いかもしれませんが
「極端の回避性」
「フレーミング効果」のひとつ
「アンカリング」など
行動経済学・心理学等についてはコチラ
実はこの記事
いつもお世話になっている
F社長・T社長を想いながら綴ってみました。
また、次回ミーティングの際は
この話題から
ゆるっと始められたら嬉しく想います。
もちろん
ここまで読んでくださった皆さまの
お役に立てば幸いです。
【社長の右腕プロジェクト記事まとめ】
https://www.refs.jp/another-brain-of-management/
>>https://www.refs.jp/seminar-2/2116/
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